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大河ドラマ「どうする家康」史実をもとにライター角田晶生が振り返る 「どうする家康」関ヶ原は、まだ終わっておらぬ…第44回放送「徳川幕府誕生」振り返り

「どうする家康」関ヶ原は、まだ終わっておらぬ…第44回放送「徳川幕府誕生」振り返り:6ページ目

第45回放送「二人のプリンス」

関ヶ原の合戦が終わったと思ったら、1話で一気に10年の歳月をすっ飛ばすとは、なかなかの荒業ですね。何だか歴史教科書の年表をたどるような速さでした。

さて、次週の第45回放送は「二人のプリンス」。これは恐らく豊臣秀頼と徳川秀忠を指しているのでしょう。

プリンス(Prince)とは王子・皇子のこと。日本史の感覚で言えば皇族を指すのが相応しく思いますが、本作では「ちょっといいとこのおぼっちゃん」くらいの感覚で使っているようです。

たくましく成長していく秀頼に対して、物足りない秀忠……というちょっと劣勢感を演出する展開が予想されます。

秀忠に限りませんが、どうして二代目ってパッとしない印象を与えられてしまうんでしょうね。早く立派になって、父親を越えて欲しいものです。

NHK大河ドラマ「どうする家康」もラスト4回(全48回予定)。最後まで、眼が離せませんね!

※参考文献:

  • 『NHK大河ドラマ・ガイド どうする家康 完結編』NHK出版、2023年10月
 

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