NHKで放送中の大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」の影響もあり、蔦屋重三郎が版元となり手掛けた浮世絵や出版物が注目されていますが、東京・上野の森美術館で、蔦屋重三郎の元でさまざまな作品を生み出した、喜多川歌麿や東洲斎写楽などの作品が競演する展覧会「五大浮世絵師展　歌麿 写楽 北斎 広重 国芳」が開催されます。

女性を優麗に描いた喜多川歌麿、劇的な役者絵で人気を博した東洲斎写楽、
風景・花鳥・人物と森羅万象を独自に表現した葛飾北斎、
名所絵を中心に浮世絵に新風を吹き込んだ歌川広重、
そのユーモラスな画風で大いに存在感を発揮した歌川国芳。

美人画、役者絵、風景画など各分野で人気を博した五大浮世絵師の代表作を中心に約140点が紹介されます。江戸時代を彩った浮世絵5大スターの競演をぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか？

展覧会「五大浮世絵師展　歌麿 写楽 北斎 広重 国芳」は、2025年5月27日 (火) 〜 7月6日 (日)の期間、上野の森美術館で開催されます。