
強烈インパクト!歌川国芳の名作『相馬の古内裏』の巨大な骸骨を大胆にあしらった和傘が発売
日本伝統の和柄や、大柄なモチーフを大胆にデザインした傘ブランド「北斎グラフィック」から、江戸時代の浮世絵師・歌川国芳が描いた有名な巨大な骸骨を描いた「舞妓傘 – がしゃどくろ」が発売。

歌川国芳の浮世絵『相馬の古内裏』に描かれた巨大な骸骨の絵を全面に描いた、インパクトある舞妓傘です。
「がしゃどくろ」は、埋葬されなかった死者たちの骸骨や怨念が集まって巨大な骸骨の姿になった妖怪。歌川国芳が描いた巨大な骸骨は、がしゃどくろを描いたものではありませんが、現代におけるがしゃどくろの出自と言われています。
人を喰らう巨大な骸骨の妖怪「がしゃどくろ」は奇想の絵師・歌川国芳が生みの親だった!【前編】
骸骨・髑髏・スカル・シャレコウベなどいろいろな呼び方があるどくろ。仏教では、「永遠に普遍なものはない」という真理のシンボルといわれています。昔は飢饉や疫病で埋葬されることのない遺体を捨て置いた…
傘内側の飾り糸にも色を入れ、石突部分は北斎紋が彫り込まれた豪華仕様。「舞妓傘」を持ち運ぶ際に付ける傘留めは、保管時に腕輪や髪留めとしても使用できます。傘留め中央で揺れる真珠には『北斎グラフィック』を表す青海波が彫り込まれています。
この他にも、「舞妓傘 – 十五夜」、「舞妓傘 -白梅」がラインアップ。
舞妓傘 – 十五夜

幻想的な満月を日本の伝統的な傘の柄「蛇の目」風の構図で仕上げました。一見シンプルながらも、遠くから見ると伝統的な蛇の目の和傘、近くで見ると綺麗な満月といった遊び心を加えた舞妓傘です。
舞妓傘 -白梅

慎ましい白梅の花と豪奢な金箔風のデザインが美しい華やかな「舞妓傘」です。白梅と流水のようなデザインは、江戸時代中期に活躍した画家・工芸家の尾形光琳「紅白梅図屛風」から着想を得ています。
サイズはすべて、(約)全長:約71.0cm / 直径:約81.5cm / 重さ(約)350g。価格は24,090円(税込)です。『北斎グラフィック』店舗及びECサイト「The Ichi(座市)」にて発売中。