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大河ドラマ「どうする家康」史実をもとにライター角田晶生が振り返る 夏目広次(演:甲本雅裕)が果たした「大きな使命」とは?三方ヶ原の武勇伝【どうする家康】

夏目広次(演:甲本雅裕)が果たした「大きな使命」とは?三方ヶ原の武勇伝【どうする家康】

聞き入れられてまた昔のように忠義に励んでいたが、此度の三方ヶ原で「今日こそ命を救っていただいた御恩に報いる時」と敵中へ向かう家康を救出に向かった。

家康をつかまえた広次は、槍の柄で家康が乗っていた馬の尻をぶっ叩いた。驚いた馬が家康を乗せたまま浜松の方へ走り去ると、広次は武田の大軍に殴り込んで壮絶な最期を遂げたという。

終わりに

それまで忠義一筋だった広次。しかし信仰との板挟みに葛藤し、一度だけ家康を裏切ってしまったことがありました。

それを赦された御恩に感謝し、ここ一番で命を捨てて家康を守った姿は、まさに三河武士の真骨頂と言えるでしょう。

この名場面がどのようにアレンジされるのか、NHK大河ドラマ「どうする家康」の放送が楽しみですね!

※参考文献:

  • 経済雑誌社『徳川実紀 第壹編』国立国会図書館デジタルコレクション
  • 小和田哲男『詳細図説家康記』新人物往来社、2010年3月
 

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