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大田区はなぜ「太」田区じゃないの?思わず自慢したくなる東京の区名・地名に関するトリビア【前編】
日本の首都であり、政治や経済の中心地でもある東京。住んでいる人、働いている人、観光客など、日々さまざまな人が行き交いますよね。
そこで今回の記事では、そんな「東京」について、23区の名前やそのほかの地名について、知っているとちょっと誰かに自慢したくなるようなトリビアをご紹介します。
この記事を読んでくださった方にとって、東京の街歩きが少しでも楽しくなれば幸いです。
大田区はなぜ「太」田区じゃないの?
「太田さん」のように、人の苗字として「おおた」というときには、一般的には「太」という字が使われますよね。しかし、東京の大田区は「太」ではなく「大」という字が使われています。
これは、大田区のなりたちが由来。
実はもともとは「大森区」と「蒲田区」という2つの区だったのですが、昭和22年(1947年)3月15日に1つの区となりました。
それぞれの区から1文字ずつとって「大田区」。大きいという字は、大森から来ているのです。
「港区」はもう少しややこしい名前だった
おしゃれで洗練された印象のある港区。麻布区・赤坂区・芝区の3つの区があわさって生まれた区ですが、その際もともとは「東港区(とうこうく)」という名前が選ばれました。
しかし、「東京都東港区(とうきょうととうこうく)」というのが言いにくく、また音が似ていてややこしいという意見があったため、「港区」に落ち着いたのです。
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