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「ブス」という言葉は昔はぜんぜん違う意味だった。気になる「ブス」の語源とは?
狂言にも「附子」という演目があり、この話にもトリカブトが出てきます。
なお、似たような意味を表す言葉に「不細工」という言葉があります。これは、もともと出来の悪い工芸品を指す言葉として生まれた言葉が転じて、物事全般において出来が悪いものやことを指すようになりました。
さて、上述のように、無表情を指す言葉から、容姿が醜いものを指す言葉に変化してきた「ブス」という言葉ですが、近年では「ブス可愛い(ブスだけど可愛い)」など、肯定的な意味で使われる場面も増えてきているようです。
同じ言葉でも、それが使われる時代背景や社会によって、意味合いや使われ方が変わってくる・・・言葉って、とても奥が深いですよね。
そんな「ブス」ですが、今度はどんな意味合いに変化していくのでしょうか。今後の日本語のトレンドから、目が離せません!
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