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「うんともすんとも」の語源や由来、実はポルトガルにルーツがあった!?:2ページ目
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「ウンスンカルタ」っていったい何?
「ウンスンカルタ」は、室町時代の16世紀なかばにポルトガルの船員たちから日本に伝わったトランプを国内で改良して作られたものです。
少し複雑ですが、ポルトガルから伝来したカルタは当時「南蛮カルタ」と呼ばれており(ちなみに、「カルタ」もポルトガル語なんですよ)、それを国産化した「天正カルタ」のカード枚数を増やしたのがこの「ウンスンカルタ」でした。
「ウンスンカルタ」は県無形民俗文化財にも登録
「ウンスンカルタ」は江戸中期ごろから日本中に広まり、流行を見せます。しかし、18世紀末の寛政の改革によって一切の遊戯・遊具が禁止されたことを受け、「ウンスンカルタ」も衰退してしまいます。
しかし、日本で一か所だけ、「ウンスンカルタ」が残った地域がありました。それは、熊本県の人吉。現在は、県無形民俗文化財「ウンスンカルタ」として登録されているんですよ。
いかがでしたか?この記事が、みなさんが少しでも歴史に興味を持つきっかけになれば嬉しいです。
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