
幕末の浮世絵師・月岡芳年の妖怪画が一挙公開「月岡芳年 妖怪百物語」開催:2ページ目
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本展で全点公開される「和漢百物語」は芳年の初期妖怪画シリーズで、27歳の時に出版されたもの。全26図からなります。
- 月岡芳年「和漢百物語 華陽夫人」(太田記念美術館蔵)
- 月岡芳年「和漢百物語 頓欲ノ婆々」(太田記念美術館蔵)
- 月岡芳年「和漢百物語 伊賀局」(太田記念美術館蔵)
そして同じく全点公開される「新形三十六怪撰」は芳年が51歳の頃から出版が開始した、最晩年の妖怪画シリーズ。
- 月岡芳年「新形三十六怪撰 貞信公夜宮中に怪を懼しむの図」(太田記念美術館蔵)
- 月岡芳年「新形三十六怪撰 ほたむとうろう」(太田記念美術館蔵)
- 月岡芳年「新形三十六怪撰 大物之浦ニ霊平知盛海上に出現之図」(大屋書房蔵)
初期の妖怪画シリーズ全点と最晩年の妖怪画シリーズ全点が同時に観覧できる機会というのはとても貴重かと思いますので、芳年ファンはこの機会は逃せないのではないでしょうか
「月岡芳年 妖怪百物語」は2017年7月29日(土)~8月27日(日)の期間、浮世絵専門・太田記念美術館で開催されます。(7月31日、8月7、14、21日は休館)
夏真っ盛りのこの時期、月岡芳年の怪奇的世界で肝を冷やしてクールダウンといきましょう!
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