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「やよす」への当て字
当時の人々にとっては、外国人が住んでいるという事実のインパクトがすごかったのでしょう。彼が住んでいたあたりは、彼の名前から「やよす」と呼ばれるようになります。
その後、ヨーステンは1623年に帰国しようとバタヴィア(当時のジャカルタ)に渡りました。しかしそこでの帰国のための交渉はうまくいかなかったようです。
仕方なく、彼は諦めて再び日本に帰ることにしました。しかしその途中、乗っていた船がインドシナで座礁し命を落とします。
そして、先述の「やよす」と呼ばれていたあたりは、明治時代になってから正式に「八重洲」の漢字があてがわれることになりました。
つまり「八重洲」は当て字だったわけですが、しかし当て字にしては美しい地名ですね。
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