
蒸すのになぜ「焼売」?なぜ「シウマイ」表記?なぜグリンピース!?知られざるシュウマイの雑学
突然ですが、みなさんはシュウマイが好きですか?お弁当のおかずに入っていたり、冷凍食品の人気商品であったりと、シュウマイは私たちに身近な存在ですよね。そんなシュウマイですが、実はいろいろな不思議が隠されています。
そこで今回の記事では、シュウマイの名前の秘密や、意外に歴史は長いことなど、知っているとちょっと自慢できるかもしれないシュウマイのトリビアをご紹介します。
崎陽軒はなぜ「シウマイ」表記?
シューマイといえば「崎陽軒(きようけん)」をイメージする方も多いのではないでしょうか。しかし、よく見ると崎陽軒の表記はシュウマイではなく「シウマイ」。私たちが普通に発音すると「シュウマイ」ですが、それとは異なる表記なのはなぜなのでしょうか。
その理由は、崎陽軒初代社長の野並茂吉さんが関係しています。野並さんは栃木県訛りをしており、「シュウマイ」を「シウマイ/シーマイ」と発音する癖があったそうです。
そして、その発音が中国の方に「本場に似ている」と褒められたんだとか……!このことから、現在でも「シウマイ」表記が使われているんだそうです。
焼売(シュウマイ)は、蒸すのになぜ「焼」?
シュウマイは蒸して作ります。しかし、漢字は「焼売」。ちょっと不思議ですよね。実は中国では、「焼」という漢字は「焼く」以外にも「炊く、沸かす」といった意味もあるんです。
また、シュウマイは地方によっては「焼麦(シャオマイ)」と表記されることもあるのですが、病害を受けて黒くなった麦の穂を伝染を防ぐために焼き、その形に似ているところからついた名称という説もあります。
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