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想像以上に豊かだな!縄文時代の人は何を食べていたの?縄文人の意外な食生活の実態

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主食はなんと「ドングリ」!

また、主食としてドングリを食べていたといわれています。

実はドングリは、現代の日本人の主食であるお米と同じように、万能の食材だったのです。

お米も、そのまま炊いて食べてもよし、米粉にしてパンケーキやヌードルなどにしてもよしの万能食材ですが、縄文時代の人の主食だったと思われるドングリも負けてはいません。

茹でてそのまま食べることもできます。粉末にすればクッキーも作れますし、いわゆる「縄文土器」で煮ればお粥のようにもなります。

ドングリだけではありません。栗やクルミは保存しておけば一年中食べられますし、保存食としても最適です。

また、栗やクルミにはビタミンB1が豊富に含まれており、現代のお米と比べても栄養がしっかり取れていたと思われます。

さらに「貝塚」の存在からも分かる通り、貝も頻繁に食べられていました。

遺跡から銛なども見つかっていることから、魚も多く食べられていたようです。食べるものが偏っているかと思いきや、今と変わらず四季折々の食材をふんだんに活用した、ぜいたくな食生活だったんですね。

また食材だけでなく、山椒などの調味料も使っていと言われています。材料だけでなく味付けにもこだわっていた可能性があるのです。

現代の日本も「食の国」と言われるほど自然豊かですが、手つかずの自然の恵みをそのまま旬の季節に食べていた縄文人は、現代に生きる私たちなどよりも、はるかに舌の肥えた食通だったのかも知れません。

 

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