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掃除、極道、内緒…あれもこれも!仏教が由来になっている日本語たち:その3:2ページ目
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道楽
仏教では、「道楽」は「どうぎょう」と読み、もともとは「仏道」を探究する楽しみのことを意味していました。道を修めて得られる結果から転じて、現在では、本業そっちのけで物事に熱中するような様子や趣味に熱中する様子を表しています。
娯楽
仏教では、「楽」は悟りの楽しみを意味しており、「娯楽」は仏を信じることによって得られる心の安らぎのことを意味していました。現在の娯楽である音楽や演劇も、もともとは心の安らぎを得るために法要などの仏教儀式に取り入れられたものだと考えられています。
内緒
本来は、「内証」(ないしょう)といい、自分の内面の悟りによって、仏教の真理をつかむことを意味していましたが、「内証は外からうかがい知ることができないものである」ということから、表向きにせず内密にしておくこととして使われるようになりました。
さて、今回も仏教が由来になっている日本語たちを探してみましたが、いかがでしたでしょうか。
普段使っていた意外な言葉が、実は仏教由来の言葉だということを知り、びっくりされた方も多かったのでは? それとも、「納得!」だったでしょうか。
参考:日本語倶楽部 『この言葉の語源を言えますか?―当然のように知っておきたい日本語』(2002 KAWADE夢文庫)
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