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これぞ日本の妖怪バスターだ!妖怪退治をした伝承が残るレジェンドたち3人がこちら!

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2024/08/03

俵藤太の名は伊達じゃない!

3人目は藤原秀郷(ふじわらのひでさと)です。俵藤太(たわらのとうた)の名でも知られており、本名よりこちらの方が知っている方が多いかもしれません。

月岡芳年画「藤原秀郷龍宮城蜈蚣射るの図」/Wikipediaより

かなりの乱暴者で追討令が出ていたくらいの秀郷が歴史に名を残す契機となったのは平将門の乱でした

秀郷は平貞盛らと協力して将門の本拠地を平定した後に宇都宮大明神から授かった霊剣で将門を討ち取りました。

将門を討った功績により従四位下に任命されました。その後は勢力を拡大し武家の棟梁として多くの武士を輩出しました。

ちなみに桜にちなんだ和歌でお馴染みの西行法師は秀郷の子孫にあたります。

そんな秀郷が退治した妖怪は大百足(おおおむかで)です。

近江国瀬田の唐橋を訪れた秀郷はその橋にいた大蛇をものともせず、踏みつけて渡りました。

その夜に美しい娘が秀郷を訪れますが、実はその娘は昼間踏みつけた大蛇であり秀郷に会うために人の姿に変身したのでした。

娘のいる龍神一族が三上山にいる大百足に苦しめられていると伝えると秀郷は大百足退治を引き受けました。

三上山には山を覆い尽くすほどの大百足でおり、秀郷は弓を射ますが、びくともしませんでした。

そこで矢に唾をつけ、八幡神に祈りを込めると矢が大百足に当たり、退治することができました。

その功績により龍神一族から俵を貰います。また、龍神一族のおかげで将門の弱点がわかったので将門を討ち取ることができたとされています。

最後に

妖怪は人に恐怖を与えてしまいますが、有名な人物に退治されることによって妖怪に親しみを持ちやすくなりやすくなるのも事実です。

3人は妖怪をより馴染みやすくしたことに一役買ったかもしれませんね。

 

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