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なぜ熊野詣に後白河法皇・後鳥羽上皇ら時の権力者たちは夢中になったのか?そもそも熊野詣ってなに?【その2】

なぜ熊野詣に後白河法皇・後鳥羽上皇ら時の権力者たちは夢中になったのか?そもそも熊野詣ってなに?【その2】

熊野速玉大社

通称「速玉さん」「権現さん」などと親しみをもって呼ばれる熊野三山の一社で、熊野速玉大神、 熊野夫須美大神をはじめ十八柱の神々をお祀りします。神社のはじまりは、景行天皇58年(4世紀前半)とされ、創建以来2,000年を超える古い歴史を持ち、2028年には創建1,900年を迎えます。

主祭神の熊野速玉大神は、中国の天台山から飛来し、九州などをめぐった末に、熊野速玉大社近くの神倉山にあるゴトビキ岩と呼ばれる大岩に降臨した後、現在の地に遷座したと伝わります。今も、速玉大社から徒歩約15分ほどの神倉山には神倉神社が鎮座し、熊野速玉大神が最初に降臨した聖地として崇められています。

境内には、美しい朱色で彩られた拝殿・御神門などの社殿が建ち、神宝館には、神社の古い歴史を物語る国宝や重要文化財が数多く収蔵されています。

4ページ目 那智の滝 飛瀧神社、那智山 青岸渡寺

 

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