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魚は「ウオ」と「さかな」どちらが正解?どちらが古く、どのように使い分けるのか?:2ページ目
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また、かつては、ウオのことをイオと呼んでいたようで、筆者が住んでいる地域の近く“魚沼(ウオヌマ)”もかつては“イヲヌマ”と呼ばれていました。
一方、「さかな」はというと、古代からあった言葉のようですが、頻繁に使われるようになったのは、江戸時代以降、酒のつまみとして魚肉が多く使われたため、魚肉のことを「さかな(酒菜)」と呼ぶのが定着したのだとか。
『日本国語大辞典』にも「さか」は「さけ(酒)」、「な」は、副食物の総称」とあります。この「な」は、漢字で菜とも書き、酒を飲むときに添えて食べる物のことを言いました。
つまり、もともとはお酒と一緒に食べるものはすべて「さかな」だったのですが、やがて、その中でも「魚」が主流となったので、魚のことを「さかな」というようになったようです。
参考
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