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まさに荒行!江戸時代の旅行では1日40㎞も歩く旅人もいた。江戸時代の旅行事情【1】

まさに荒行!江戸時代の旅行では1日40㎞も歩く旅人もいた。江戸時代の旅行事情【1】

将軍の身長で東海道の長さを測ってみた

江戸時代後期の成人男性の平均身長は155cmと言われています。歴代の将軍の身長は、初代家康:159cm、二代目秀忠:160cm、三代目家光:157cm、四代目家綱:158cm、五代目綱吉:124cm、六代目家宣:156cm、七代目家継:135cm、八代目吉宗:156cm、九代目家重:151cm、十代目家治:154cm、十一代目家斉:157cm、十二代目家慶:154cm、十三代目家定:145cm、十四代目家茂:152cm。

大樹寺にある位牌が、十五代目慶喜を除く各将軍の身長に合わせて作られていると言われています。そのため徳川慶喜の身長データは残されていません。

十五代目慶喜を除く徳川歴代将軍14人の身長合計は約21.18メートルです。

この14人を”気をつけ”の姿勢の状態で縄で縛り、横に並べてみます。それを1セットとして東海道(京~江戸間)に並べてみた場合。2万3千324セットの将軍が必要となります。その数32万6千536人。徒歩で移動するには途方も無い距離に感じられます。

昔の人は東海道約494kmを1日辺り約10時間、15日ほど掛けて踏破していたようです。帰路を考えると2倍の距離になり、現代人にはとても真似できない荒行に思えてしまいます。

江戸時代の旅行事情 第2回はこちら。

なんと江戸時代にもあった旅行積立、そして高級ツアーも。江戸時代の旅行事情【2】

貧しい庶民でも高額な旅行に参加できる可能性も・・・。前回の「まさに荒行!江戸時代の旅行では1日40㎞も歩く旅人もいた。」では、無一文であってもお陰参りに参加できると紹介しましたが、[inser…
 

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