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お正月恒例の「凧揚げ」実は”タコ”ではなく”イカ”と呼ばれていた!その理由がこちら

お正月恒例の「凧揚げ」実は”タコ”ではなく”イカ”と呼ばれていた!その理由がこちら:2ページ目

ケンカ凧という競技用のタコでは相手の糸を切るためにガラス入りの松脂を糸に塗ったり、雁木に刃物を仕込んだりしたので喧嘩が絶えなかったりと、困った事態も沢山引き起こしたので、幕府が「いかのぼり禁止令」を出すほど。

しかし、そこは江戸っ子。「でやんでえ。イカがだめなら、タコでどうだ!」というノリで、「タコあげ」に名前を変更。そのまま流行り続けて定着したという。

え、じゃあ「凧」という漢字はどこから? はい、実はこれ全くの造語。まさにタコあげのために「凧」という字まで作ってしまったということなのです…!

もちろん幕府は「たこのぼり禁止令」も出したが暖簾に腕押し。明治時代に入り自然と人気が落ち着くまで、人気は続いたそうな。

 

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