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江戸時代、カンボジアのアンコール・ワットに訪れた武士。なんと”落書き”を残して帰国!

江戸時代、カンボジアのアンコール・ワットに訪れた武士。なんと”落書き”を残して帰国!

なぜアンコールワットを訪れたのか?

森本がアンコールワットを訪問したのは、当時の日本人がアンコールワットをインドにある仏教の聖地「祇園精舎」と勘違いしていたことが理由だと言われています。

ちなみに、祇園精舎がインドにあるということがわかったのは、19世紀の幕末のころだったといいます。

アンコールワットに残した「あるもの」

森本は、アンコールワットを訪れた際、入口近くの東西南北の回廊が交わる「十字回廊」の柱に「落書き」を残しています。

その「落書き」の内容は、ここまで来るのに海路を旅してきたこと、そして父母の幸福を願って4体の仏像を奉納したことです。

なお、カンボジア内戦期に、ポルポト政権によってペンキで塗りつぶされてしまったため、現在は少し読みにくい状態となっています。

いかがでしたか?この記事が、みなさんが少しでも日本文化や歴史の面白さに興味を持つきっかけになれば嬉しいです。

 

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