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そうだったの!?七福神のなかで日本の神は一人だけ?知っているようで知らない七神の由来とは

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七福神それぞれの由来

恵比寿伊邪那岐命・伊邪那美命の間に生まれた子供「蛭子」(ヒルコ)か、「事代主神」(コトシロヌシ)を祀ったもの。蛭子は手足がないため海に流されてしまいましたが、海の神となって摂津国に流れ着き、夷様として祀られるようになりました。漂着物をえびす神として信仰する日本沿岸地域が多いといわれています。

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大黒天インドヒンドゥー教の最高神・シヴァ神と、日本の「国造り」を行った大国主神の習合。
比叡山延暦寺を開いた最澄が、毘沙門天・弁才天と合体した三面大黒を台所の守護神として祀ったのが始まりで、それが民間に広まったと言われています。室町時代になると日蓮宗でも盛んに信仰され、民間では「大黒さん」として親しまれるようになりました。しかし何故習合されたのかは、はっきりとわかっていません。

毘沙門天…インド神話の富と財宝の守護神で、ヒンドゥー教ではクベーラ神といわれています。仏教に取り入れられてからは仏法を守護する「天部衆」の一人になり、戦いの神として信仰されるようになりました。日本では毘沙門天と呼ばれています。

弁才天(弁財天)…インドのヒンドゥー教の女神であるサラスヴァティー神。元々は聖なる川の化身でしたが、流れていくものの象徴として芸術・学問・弁舌の神となりました。仏教に取り入れられたあとも、同じようなものを司る天女となりました。川の化身ということもあり、水辺に祀られることが多いようです。

3ページ目 福禄寿、寿老人、布袋の由来

 

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