猫の自由で媚びない美しさ!猫の魅力満載、明治の日本画家・菱田春草の猫作品まとめ
明治時代に活躍した日本画家・菱田春草(ひしだしゅんそう)。近代絵画の巨匠・横山大観と同じく岡倉天心の門下だった画家です。
菱田春草は輪郭線を描かない無線描法という手法を用いた作品が特徴で、この描き方は朦朧体(もうろうたい)と呼ばれていました。当時はこの実験的な手法を理解する評論家は少なかったそうですね。
彼の代表的な作品には重文にもなっている「黒き猫」という作品があります。この作品に描かれた猫、猫の特徴である媚びない性格がすごく表現されているんです。
調べてみると菱田春草は猫を描いた作品をいろいろ残しているんですね。それらのどの作品も、媚びずに自分を生き抜く猫の性格が表れている気がします。
今回はそんな菱田春草が描いた猫作品をまとめてみました。猫派は要チェックです!
いかがだったでしょうか?シチュエーションは似ているんですが作品それぞれに猫の表情が微妙に違い、猫の不思議な魅力が伝わってきますよね。