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忘れないで!実は9代目まで続いていた鎌倉幕府の将軍たちを一挙に紹介!

忘れないで!実は9代目まで続いていた鎌倉幕府の将軍たちを一挙に紹介!:3ページ目

第5代・藤原頼嗣(ふじわらの よりつぐ)

【生没】延応元1239年11月21日~建長八1256年9月25日(享年18歳)
【在位】寛元二1244年4月28日~建長四1252年2月20日(約7年10ヶ月)

6歳の時に父・頼経から将軍職を譲られるも、父以上の傀儡将軍であった上に、父が関与した謀叛のとばっちりで将軍職を解任されてしまいます。

父ともども京都に追放された4年後、父と1か月違いで病死。死因は当時都で流行していた赤斑瘡(麻疹)と言われていますが、親子が相次いで亡くなったことから、暗殺されたとの説もあるようです。

第6代・宗尊親王(むねたかしんのう)

【生没】仁治三1242年11月22日~文永十一1274年8月1日(享年33歳)
【在位】建長四1252年4月1日~文永三1266年7月20日(約14年3ヶ月)

後嵯峨天皇の第一皇子。幕府に皇族を送り込みたい朝廷と、九条家を幕政から排除したい執権との利害が一致、11歳で将軍として鎌倉に迎えられましたが、この頃は執権による専制政治が確立しており、結局は傀儡将軍となってしまいます。

そこで親王は和歌に打ち込むようになり、御家人から有名な歌人を多く輩出するなど、鎌倉で歌壇文化の隆盛を極めます。

しかし25歳の時に正室・近衛宰子(このえの さいし。九条道家の孫娘)が謀叛を企んでいた疑いによって引退させられました。

4ページ目 第7代・惟康親王(これやすしんのう)

 

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