北斎の作品だった!作者不明の6枚の絵画が浮世絵師・葛飾北斎の作品だったことが判明
オランダのライデン国立民族学博物館所蔵の6枚の絵画作品はこれまで作者不明とされていましたが、調査の結果、江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎が描いた可能性が高いことがわかりました。
北斎の作品である可能性が高い6枚の写真は医師で博物学者でもあったドイツのシーボルトによって持ち帰られたものなのだそう。シーボルトと北斎は当時交流があったと考えられています。
シーボルト直筆の作品の目録をシーボルトの子孫が所蔵しており、その目録と照らし合わせたところ「北斎が我々のスタイルで描いたもの」という記述が発見され可能性が高まったそうです。
これまで作者が分かっていませんでしたが、北斎研究で知られるライデン国立民族学博物館のマティ・フォラーシニア研究員などのチームが、シーボルトの子孫が所蔵していた目録と照らし合わせたところ、「北斎が我々のスタイルで描いたもの」という記述が見つかり、北斎の作品である可能性が高いことがわかりました。
NHKニュース
6枚の作品は水彩画のような西洋風の描き方が特徴で、このタッチは北斎が描いたものとしては異色のものなのだそう。北斎といえば木版画のイメージが強いですが、肉筆浮世絵も多く手がけており、国内外の様々な技法を自分のものにし作品に反映していたのでしょうね。
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今回の北斎の絵画もなかなかビックリなニュースですね。