柿の種が宇宙に!?50周年迎えた「亀田の柿の種」が宇宙日本食として遂にJAXAから認証取得
これからは、宇宙でも柿の種を楽しめますよ。
2016年に発売50周年を迎えた「亀田の柿の種」、おやつにもおつまみにもイケるロングセラー商品。2014年から宇宙日本食にするための開発が開始され、3年の研究、開発期間を経て、2017年8月7日にJAXAから「宇宙日本食」として認証されました。
今回、「米菓(柿の種ピーナッツ入り)」として宇宙日本食の認証を受けた「亀田の柿の種」は、カリカリした美味しさは市販されているものと同じですが、パッケージが宇宙仕様になっています。
柿の種とピーナッツが約6:4の割合で配合された1食35.0gが、90mm×90mm×40mmの透明なトレーに入っています。トレーの蓋と外側の底面にはベルクロテープが付いているので、蓋を繰り返し開閉したり、固定された場所にくっつけることができるようになっていて、無重力の宇宙でも飛び散ることなく食べられるような工夫が施されています。
宇宙で柿の種を食べるために特別に作られたトレーは、JAXAが開発したシルバーのフィルムに包まれて柿の種はカッコイイ宇宙食になりました。未来感あるスペーシーなパッケージの「亀田の柿の種」は、残念ながら一般販売の予定はないとのこと。無重力空間で柿の種を楽しめるのは、宇宙飛行士の特権ということになります。
「宇宙日本食」とは、国際宇宙ステーション(ISS)に長期間滞在する宇宙飛行士にJAXAが供給し、宇宙でも日本食の味を楽しんでもらうことで宇宙飛行士の軌道上パフォーマンスの維持・向上などを目的に開発された宇宙食のこと。これまでに、チーズ味のバランス栄養バー、イオンドリンク、白飯、赤飯などのごはん類、麺類、レトルトカレー、さばの味噌煮、羊羹など、普段から気軽に食べられる食べ物29品目が、宇宙日本食として認証されています。宇宙日本食は和食に限定されていないので、ベイクドチョコやキシリトールガムなども宇宙食として認証されているんですよ。
宇宙日本食としての亀田の柿の種は、今後、日本人宇宙飛行士とともに宇宙に行くことを目指すとのこと。柿の種、宇宙へ発進。
亀田製菓プレスリリース