なるほどねっ!「妖怪の定義」を3つの妖怪概念で図解した画像がなかなか為になる
妖怪って一体いつからどのようにして伝わったのでしょうかね?日本の妖怪はゲゲゲの鬼太郎でおなじみの妖怪から各地域のみで言い伝えられているローカルな妖怪まで種々様々。ローカルな妖怪を含めると一体何体いるのか正確に集計するのはほぼ不可能に近いでしょうね。
理解できない不思議なこと、不可解なこと、自然現象などを具現化したものが妖怪と言えますが、一体どのように妖怪が人々に伝わっていくのか?それがシンプルにまとめられた図がシェアされていましたので紹介します。
「妖怪の定義」と題された図では3つの妖怪概念を紹介。造形化されるまでにはそれ相応の時間を要すると思いますが、なかなか面白い図ですね。
人は理解できない、解明できないものに対して妖怪のように具現化を行うことがありますよね。日本人に限ったことではありませんが。「xxxの神様」という言い方を使うこともありますがこれも近いのかもしれませんね。
また、戦国時代の「針聞書」という医学書にはハラノムシというものが描かれていました。これは人の体の中で病気をひき起こす虫と考えられていたもので、原因のわからない病状を「虫の仕業」としていたのかもしれません。
追記:この図解は小松和彦氏の日本の妖怪という書籍に掲載されています。かなり充実した内容なのでオススメです。
[amazonjs asin=”481634747X” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”日本の妖怪 (図解雑学)”] [amazonjs asin=”4336048460″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”戦国時代のハラノムシ―『針聞書』のゆかいな病魔たち”]