空海が高野山を開いて1200周年!「高野山開創1200年記念 高野山の名宝」開催
空海が高野山を開いてから2015年(平成27年)で1200周年の節目を迎えます。
比叡山と並び日本仏教の聖地のひとつである高野山は、2004年には世界遺産に登録され、今も多くの参拝者で賑わっています。
そして2014年10月11日(土)~12月7日(日)まで、サントリー美術館で「高野山開創1200年記念 高野山の名宝」が開催されます。
弘法大師坐像(萬日大師)
弘法大師空海が、唐で密教を学び、帰国後の弘仁7年(816)に開いた高野山は、修行の根本道場であり、空海を慕う人々の憧れの地として時代と宗派を超えた信仰を集めてきました。山上は「山の正倉院」とも例えられるほどの文化財の宝庫であり、国内随一の規模の仏教芸術品の中には国宝も多数。
国宝 諸尊仏龕
本展では、開創にかかわる空海ゆかりの宝物から、仏像、仏画など、普段はなかなかお目にかかれない至宝たちが一堂に展示されます。
重要文化財 大日如来坐像
運慶による国宝「八大童子像(はちだいどうじぞう)」を八体そろって存分に鑑賞できる貴重な機会。
日本美術は少し敷居が高いイメージもありますが、サントリー美術館では展覧会に関連したイベントも各種開催されます。エデュケーション・プログラムのスタッフによる、こどもから大人まで楽しめる初心者向けスライドレクチャー(約20分)は毎週土曜日に開催予定。展覧会をもっと楽しめますよ。
高野山開創1200年記念 高野山の名宝
会場:サントリー美術館
会期:2014年10月11日(土)~12月7日(日)
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高野山開創1200年記念 高野山の名宝 展示構成 サントリー美術館