浮世絵に描かれた女性から江戸の生活を読み解く「浮世絵が語る 江戸の女たちの暮らし」発売
グラフィック社から、浮世絵に描かれた女性の姿から江戸の生活を読み解く書籍「浮世絵が語る 江戸の女たちの暮らし」が発売されます。
本書は、様々な浮世絵に描かれた女性の姿から、江戸の生活を易しく読み解くというもの。
初午や納涼船やお月見などの季節の行事、洗髪やお化粧や睦みごとなどの個人的な物事、寿司や天ぷらやウナギなどの江戸の食事、花魁や八朔やブロマイドなど流行の発信地・吉原のあれこれ、祭りや旅といったエンタテインメント。
これらさまざなな情景に描かれた女性たちの姿から、「この浮世絵はどんなシーンで誰を描いたものか」「そこから読み取れる当時の生活とは」を丁寧に易しく解説しています。
絵師や描かれた時代はもちろん、細かな注目要素は浮世絵から抜き出して解説。江戸の各時期の様相についても見えてきます。江戸時代の庶民の暮らしを知るとともに、本書を読むことで浮世絵のどこに注目したらいいかがわかってくるのではないでしょうか。
目次
賑 話題の物事/季 時節の催し/個 私的な時間/味 食のこだわり/華 刺激的な街/愉 活動と遊興/コラム/絵師索引/江戸時代年表
「浮世絵が語る 江戸の女たちの暮らし」は2022年3月に発売。価格は2,530円(税込)です。