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御朱印は信仰・功徳の証。マナーを守って楽しく参拝、御朱印の雑学や豆知識を紹介!

御朱印は信仰・功徳の証。マナーを守って楽しく参拝、御朱印の雑学や豆知識を紹介!

郷に入れば……寺社によって違うことも?御朱印のマナー

御朱印はあくまでも納経や参拝と言った宗教行為の証明として頂く、いわば神聖なものですから、それ相応の取り扱いが求められます。

神社仏閣によっては御本尊様や御神体に準ずる存在として扱っているところもあり、粗末にしては神仏に対する失礼(不敬)な行為=マナー違反として罰(ばち)が当たるでしょう。

例えばスタンプラリーや芸能人のサインよろしく、Tシャツや腕、その辺のテキトーな紙切れに捺すように求めても、断られてしまうでしょう。また一度頂いた御朱印は、お守りや御札と同じように取り扱うべきです(処分することもないとは思いますが、どうしてもという場合はお焚き上げに出すのが良さそうです)。

そこで、頂いた御朱印を大切に保管するため、御朱印帳(ごしゅいんちょう)を用意するのがいいでしょう。御朱印帳は市販されているものもあれば、神社仏閣でお頒(わか)ちされているものもあり、デザインもオシャレだったりカッコよかったりと様々なので、好きなものを買うとテンションも上がります。

御朱印帳を買っておけば、もし忘れてきてしまった場合でも予め半紙に捺印・墨書された御朱印が用意されていることもあり、帰宅してから貼りつけることもできます。

何より、一冊の帳面に御朱印をまとめておくことで、後から日付を追って見返しながら思い出を振り返ったり、御朱印それぞれの個性を見比べたりと言った楽しみ方もおすすめです。

ここでまた注意点として、神社仏閣によっては「神社と寺院で、御朱印帳を別々にすべき」「寺院でも、他宗派の御朱印が捺してあったら捺してくれない」などと言ったローカル?ルールがあるようで、そういう神社仏閣では「郷に入れば郷に従え」で、謙虚かつ柔軟に快く御朱印を頂きたいものです。

あと、当然ながら御朱印は「参拝の証」ですから、鳥居や山門をくぐってまっすぐ社務所や寺務所へ行って御朱印だけもらって蜻蛉返り、ではなく、きちんと(時間の許す限り、丁寧に)参拝しましょう(※)神社仏閣によっては「ご参拝の間に御朱印を捺しておきますから、御朱印帳をお預け下さい」という所もあるので、臨機応変に)。

4ページ目 他にもたくさん!御朱印の味わい

 

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