御朱印は信仰・功徳の証。マナーを守って楽しく参拝、御朱印の雑学や豆知識を紹介!:2ページ目
御朱印は「信仰・功徳の証」
御朱印の始まりには諸説あるそうですが、有力な説としては「寺院に納経(のうきょう)した、功徳(くどく)の証」として頂いたそうです。
納経とはコピー機もコピー&ペーストもない時代のこと、ありがたい経文(きょうもん。お経の文書)を書き写して(写経と言います)お寺に納めることで、仏様の御心に適う善行=功徳として流行りました。
この説にのっとれば、本来ならお寺で写経しないと頂けないものですが(現代でもそういうお寺さんもあるそうです)、時代が下るに従って「参拝した功徳の証」として頂けるようになり、やがて神社でも始められたと考えられます。
御朱印はその名の通り朱墨で捺された印と、多くの場合「奉拜(ほうはい。拝み奉る)」と右上に、参拝日時が左列に墨書され、後日の楽しい思い出を記念する縁(よすが)として、多くの方に人気のようです。
3ページ目 郷に入れば……寺社によって違うことも?御朱印のマナー