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芸者が男装?江戸時代に吉原遊郭で行われていた8月のイベント「吉原俄(にわか)」とは?

芸者が男装?江戸時代に吉原遊郭で行われていた8月のイベント「吉原俄(にわか)」とは?

吉原俄は8月の行事であり、仲之町通りは俄のパレードで大変にぎわったと言われています。この俄は8月中旬ごろから晴天30日続いたとされており、つまり雨が降った日を明けてきっちり30日間行われました。雨が降ればその分だけ9月にずれ込んだのです。

歌川広重「新吉原仁和歌ノ図」

内容はというと、これもやはり素人が行いました。吉原を訪れるいわゆる太鼓持ちの幇間(ほうかん)や、芸者などが踊ったり芝居をしたり、今でいうコスプレ祭りのような感じで盛り上がったようです。

芸者の男装で大盛り上がり

見どころのひとつだったのが、芸者の男装です。

吉原の芸者は鳶や火消しの姿に扮したり、歌舞伎の助六に扮して芝居を演じたりと、仲之町の大通りのパレードを大いに盛り上げたようです。一部の芸者が男装で芝居をしたところ、「素敵!」と人気を博し、ほかの芸者衆も真似をするようになってどんどん広まっていったのだとか。

旧暦なのでちょっとずれますが、これはちょうどお盆を過ぎたころに行われていた行事でした。

 

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