葛飾北斎のスケッチ「北斎漫画」展が渋谷ヒカリエにやってきた
江戸時代の浮世絵師 葛飾北斎。葛飾北斎の作品と言えば「富嶽三十六景」がとても有名ですが、北斎にはもうひとつ、独特の世界観の作品集があります。
それが「北斎漫画」。
北斎漫画は弟子への指南書、いわゆる絵手本として描かれたもので、江戸時代の暮らしの一コマから動物や昆虫のスケッチにいたるまで、多岐にわたります。その数なんと約4000図。全15冊が64年かけて出版されたそうです。
19世紀中頃にはヨーロッパに渡り、フランスの印象派の画家クロード・モネ、ゴッホ、ゴーギャンなどに影響を与えたともされています。
そんな北斎漫画を間近で鑑賞することが出来る「北斎漫画」展が5月15〜27日まで、渋谷ヒカリエで開催されています。
「北斎漫画」展は去年も開催され、約2週間で2万人が来場したとのこと。作品数は延べ126点が展示され、しかも入場無料なので気軽に楽しめるのも嬉しい所。
当時の絵師たちのお手本にされていた北斎漫画。きっと今見ても学べることや発見があるでしょう。
「北斎漫画」展
会 期:2013年5月15日 – 2013年5月27日
時 間:11:00 – 20:00
場 所:渋谷ヒカリエ CUBE 1, 2, 3
料 金:入場無料