日本のお城をVRで再現!その場所の古地図も確認できるスマホアプリ「ストリートミュージアム」
最近はVR(バーチャルリアリティ)技術が注目を浴びていますが、スマホアプリでもVRを絡めた面白いコンテンツが登場してきています。今回紹介するアプリは凸版印刷が提供をスタートした、お城に関連したVRアプリ「ストリートミュージアム」です。
日本には姫路城、熊本城、名古屋城など迫力ある城郭を残した人気のお城以外にも、城跡が多数存在します。本アプリではそんな場所に、現存しない城郭などの史跡をVR技術を使って再現しスマートホン越しにその情景を楽しむことができるんです。
アプリで体験できるVRコンテンツは実際にその土地に訪れることで見られるようになり、一度訪れてチェックしたVRコンテンツは後日閲覧することが可能となります。城跡はやはり天守閣など見た目のインパクトがあるものがないとどうしてもイメージがわかないところがありますので、こういった技術で情報を補えるのは嬉しいですね。
VRで史跡が再現されるほか、音声付きの映像での解説とGPSを使って実際の地図と連動した古地図も確認できます。VRとプラスアルファの情報によって観光客の役に立つコンテンツになっているわけですね。
本アプリは9月21日から提供がスタートしており、現時点では江戸城、和歌山城、福岡城、肥前名護屋城(佐賀県)、高松城、屋嶋城(香川県)の6つのお城が対応しています。
アプリ名からも分かる通りおそらく今後はお城に限らず全国の史跡を順次対応させていくことでしょう。観光地に訪れる度に提供されているアプリをその都度ダウンロードしないといけないのは煩わしさもありますから、こういった観光情報のプラットフォームがあると利便性も向上しますね。
現在iPhone、iPadのiOSでの提供のみですが、今後Androidも対応予定とのこと。