庶民はしたい放題!武士や武将は禁欲?戦国時代のヤバい性事情5選:2ページ目
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あの名武将たちも男好きだった
女性との性行為を禁止されていた武士や武将たちは、たまっていた性欲を同じ武士や武将である男同士で慰めあって解消していました。
江戸時代以前の男色は決して「快楽のため」だけではない?恒例の儀式や同志の契りを交わす意味も大きかった
先日の記事でも少し触れましたが、江戸時代の書物や浮世絵には女性同士の同性愛に関するものが少ないのに対し、男性同士に関するものは、当時の男色(男性同士の同性愛)の環境がどのようなものだったかを知るには事…
天下統一を目指した「織田信長」や風林火山の戦法が有名な人材活用のプロ「武田信玄」なども男色の毛があったというのは有名な話です。
たとえば織田信長は、将来を有望視されていた小姓の森蘭丸を寵愛しており、2人は互いに愛し合う関係だったのだとか。
また、以前の記事でも紹介しましたが、武田信玄は自身の小姓を好きになり、ラブレターを送るなどして言い寄っています。
威厳なんかない…。戦国武将・武田信玄が乙女さ全開で年下男子に宛てたラブレター♡
戦国時代のラブレター(恋文)は主に男性から男性へと送られるものでした。そもそも戦国時代では、現代の様にLGBTといった概念がなく、男色を意味する「衆道」は、ごく一般的でした。「衆道」は、とくに…
戦国時代では、「豊臣秀吉のように女性にしか興味を持たない武将のほうが珍しかった」というから驚きですね。
性行為で健康
戦国時代での性行為は、健康の源とされており、武将たちは熱心に性行為について研究していました。「松永久秀」もその1人で、「指導書」(黄素妙論)とよばれる性行為について研究した書を残しています。
あの松永久秀が読んだ!戦国時代のセックスにおける心得を記した参考書『黄素妙論』とは?
みなさんは『黄素妙論』(こうそみょうろん)と呼ばれる書物をご存知でしょうか。この書物は性行為における心得を記した参考書で、天文21年(1552)に曲直瀬道三(まなせ-どうさん)が松永久秀へ献上しました…
「指導書」には、体位の指南や年齢に応じた適切な射精回数、女性が欲情している時に性交してはいけないと言ったことが記載されていました。
松永久秀は、その内容について、家中のものたちに家訓として守らせたようです。
戦国時代の性事情からわかること
こうしてみてみると、現代とは大きくかけ離れている戦国時代の性事情は、当時の文化や風潮に大きく影響されていることがわかりますね。
インパクトのあるヤバイ性事情ばかり紹介しましたが、歴史的背景を知り、面白いと感じていただけたなら幸いです。
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