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開発、愛嬌、玄関…あれもこれも!?仏教が由来になっている日本語たち:その1

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愛嬌:元々は「愛敬」と書き、仏教では「あいぎょう」と読みます。如来や菩薩の柔和で慈悲深い相を「愛敬相」なんていっていたことに由来するようです。

観念:仏教の「観想念仏」を縮めた言葉。「観」は古代インドのサンスクリット語“vipasyana”を漢訳したもので、「知恵をもって観察する」という意味。また、「念」は“sumrti”がもとになっていて、こちらは「心に思うこと」を意味します。

玄関:これは中国『老子』の一節「玄の又玄なる衆の妙なる門」から来ています。玄の又玄なる衆の妙なる門とは、「奥深いところに入る門」を意味していますが、それはやがて寺院の門そのものを指すようなりました。そして現在のように建物の主要な出入り口のことをいうようになったようです。

さて、いかがでしたでしょうか。今回は仏教由来の日本語6つを紹介させていただきました。由来をすでにご存じの言葉もありましたかね~⁉

もちろん、この他にも、日本語にはまだまだ仏教由来の言葉が多くあります。日常で自分が何気なく使っている言葉、ひょっとしてこれも仏教から来た言葉なのでは?と考えてみるのも楽しいかもしれません。

その2はこちらから

参考:日本語倶楽部 『この言葉の語源を言えますか?―当然のように知っておきたい日本語』(2002 KAWADE夢文庫

 

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