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猫ブームは江戸時代にも!暮らしの中にいたカワイイ・怖い・縁起がいい…様々な猫たち【前編】

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愛猫家として有名な歌川国芳

江戸時代の浮世絵師として有名な歌川国芳。大の愛猫家で数十匹も同時に飼っていたそうです。

国芳は、飼い猫がなくなるとその当時はどの家にもなかった「猫の仏壇」に、亡くなった猫の戒名を書いた位牌を置いていたと伝わります。

そんな国芳はさまざまな猫を描き、その作品は版画となって数多く擦られました。人々はネズミ除けのお守りとして買い求めたことも、猫人気へとつながったのです。

猫を好んで描いた絵師は歌川国芳だけではありません。また、猫は単に愛玩動物としてだけではなく「妖怪」として描かれることもありました。

江戸〜明治時代に民衆の間で広がった猫の妖怪「猫又」も、さまざまな作品が残されているのです。

【後編】に続きます!

 

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