「3時のおやつ」は”やつどき”に食べる間食?江戸時代の庶民のスイーツライフ:2ページ目
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菓子の起源
古代の日本人は「木の実」や「果物」を食しており、菓子の起源と考えられている。和菓子の原型は、奈良・平安時代に遣唐使によって日本にもたらされた文化だ。
室町時代にはヨーロッパから「カステラ」や「金平糖」などが持ち込まれ、日本の菓子文化を発展させる要因となった。
襦袢、かるた、金平糖も実はポルトガル語!身の回りには南蛮文化が溢れていた
前回は南蛮屏風に見えるカルサンやロザリオなどの、ポルトガルから伝来したファッションをご紹介しました。[insert_post id=92362]しかしキリスト教の禁教により、日本はポル…
江戸時代に庶民の間で親しまれた菓子たちは、現代でも当時の原型を留め親しまれている。老舗の和菓子店の中には、江戸時代に創業し現在も存続している店も存在する。
日本古来の菓子に興味がある方は、これを機会に江戸時代から続く伝統的な日本の和菓子を堪能してみてはいかがだろうか。
参考資料:(公財)吉田秀雄記念事業財団 お菓子 ①江戸時代編
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