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描かれた着物の実物も展示。明治〜昭和の女性のよそおいや美意識の変遷を辿る展覧会「モダン美人誕生」

描かれた着物の実物も展示。明治〜昭和の女性のよそおいや美意識の変遷を辿る展覧会「モダン美人誕生」

2019年で生誕150年を迎える洋画家・岡田三郎助(おかだ さぶろうすけ)の画業を振り返る展覧会「モダン美人誕生 岡田三郎助と近代のよそおい」が開催されます。

岡田三郎助《あやめの衣》1927年(昭和2) ポーラ美術館蔵

明治~昭和にかけて活躍した・岡田三郎助。彼の作品は、その時代の新たなファッションアイコンや理想の「美人イメージ」誕生に大きな役割を果たしました。

当時の画家たちはデザイナーやクリエイティブディレクターの役割も担っており、岡田は日本初の美人写真コンテストにも携わり、女性のよそおいを繊細な感性で捉え、新しい美人像を生み出した人物でもあります。

榎本千花俊《池畔春興》1932年(昭和7) 島根県立石見美術館蔵

本展では、近代の女性のよそおいや美意識の変遷を、岡田ほか藤島武二、鏑木清方などの絵画や、ポスター、化粧道具など計約200点の作品で辿りながら、岡田が女性たちの生き方に寄り添い、新時代の「美」を紡ぎ出していった様子が紹介されます。

岡田は染織品コレクターでもあり、コレクションした着物をモデルに纏わせて作品に残したことも。本展では絵画に描かれた染織史料6点の展示もおこなわれます。

出品点数

絵画約40点、化粧道具類約100点、着物約10点、ジュエリー約20点に、ポスター・雑誌・写真などを加え計約200点

西洋画鑑賞という視点だけにとどまらず、明治から昭和にかけてのファッションや女性像などの文化の変遷を辿る展覧会にもなりそうですね。「モダン美人誕生 岡田三郎助と近代のよそおい」展は2018年12月8日(土)~2019年3月17日(日)の期間、ポーラ美術館で開催されます。

 

ポーラ美術館

 

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