結末が思い浮かばない(汗)推理小説の結末が思いつかず読者に謝った大文豪って誰?
文豪でも「結末が思い浮かばない」ことがある
筆者は、2012年頃よりライターとしての活動を始めました。執筆のテーマにはさまざまなものがありますが、最初からタイトルや内容が決まっている場合と、全て自分で考える場合があります。
全て自分で考える場合は、ある程度自由に書くことができるという嬉しい点があります。その代わり「ネタが思いつかない」「結末が思いつかない」ということも起こりうるのが難しいところです。
さて「作品の結末が思いつかない」というのは、なにも筆者のような一介のライターだけに限ったことではありません。皆さんもよく知るあの文豪も、連載中の小説の結末が思いつかず、なんと読者に謝ったことまであるというのです!
前代未聞!作者が読者に謝った!?
その文豪とは、『明智小五郎シリーズ』『怪人二十面相』などの作品で知られ、日本推理作家協会初代理事長を務め、正五位・勲三等瑞宝章を追贈された作家・江戸川乱歩(えどがわらんぽ)です。
アメリカの小説家・詩人のエドガー・アラン・ポーにちなんだペンネームの彼は、1923(大正12)年に短編推理小説『二銭銅貨』で作家デビューしました。
表題の事件は、江戸川乱歩が自身のデビュー作の連載されていた推理小説専門誌「新青年」に連載中だった『悪霊』という作品で起こりました。
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