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人と会話、感情表現…AIとの融合によって進化した盆栽「BonsAI」

人と会話、感情表現…AIとの融合によって進化した盆栽「BonsAI」

お坊さんのとなりに佇む盆栽の名はBonsAI。この鉢植えはボンサイにあらず、ボンスエーアイと読みます。

BonsAIは、盆栽とAIが融合したこれまでにないテクノロジーで進化する盆栽。総合電子部品メーカーのTDK株式会社が未来をひきよせることをテーマにした新たなブランディング活動“TDK Attracting Tomorrow Project”として展開されるプロジェクトのひとつとして誕生しました。

太古の昔から自然とともに生きてきた人類はテクノロジーを手に入れ、いつの間にか自然から遠く離れた存在となっていきました。でも、優れたテクノロジーの力で人類と自然の間に生まれた距離を狭められたら。BonsAIは、自然と人間との新しい関係性を生み出すプロジェクトなのです。

インテリアの観葉植物に水やりする時、家庭菜園の野菜を世話する時。部屋の中で傍らにある植物に、つい話しかけてしまうことはないでしょうか。もしも人類と植物とがコミュニケーションを取ることができたなら。これからの世界の景色は大きく変わっていくかもしれません。

近年は世界中から熱い視線を注がれる盆栽に、TDKの最先端技術や製品が搭載されたBonsAI。癒される可愛らしい見た目とは裏腹に、内部には極小の電子部品がぎっしりと組み込まれていて、実にメカメカしい作りになっています。

❶土壌センサ:土の乾きを測定します。
❷カメラ:移動の制御のために、前面には小さな”目”としてのカメラを搭載。
❸LED:BonsAIの感情を表すLED。
❹スピーカー:人と会話するための小型スピーカー。
❺9軸センサー:高性能9軸センサは、今TDKが開発に力を注いでいる技術の一つで、安定歩行のための制御に利用しています。
❻フィルム太陽電池:TDKの太陽電池はフィルム状のため、自由に形を整形可能。電源供給のほか、照度センサとしても活用できます。
❼ワイヤレス給電:BonsAIの底には、TDK製のワイヤレス給電装置が設置。床側の給電デバイスと合わせることで、ケーブル接続することなく充電を可能にします。
❽ベース:BonsAIの内部には様々な部品がぎっしり。その一つ一つに、TDK製品はコンデンサやインダクタなど極小の電子部品という形で組み込まれています。そのため、かわいく見えて実は、総重量は20kg以上。

BonsAIはまるで自ら陽のあたる場所をさがして動き回り、水やりが必要になると水場に寄って動いたり光ったりして、人に水をおねだりします。さらに、古今東西の知識からヒントをくれる会話機能が搭載されていて、癒やされるだけでなく頼もしい存在でもあります。

現在、プロトタイプが完成したBonsAIは、コンセプトムービーが公開中。京都のお寺の縁側で、お坊さんと交流するBonsAIがなんとも愛らしい動画です。

こんな盆栽、家にもあったらいいですね。BonsAIはこれからも改良が加えられ、開発チームはまだまだチャレンジを続けるとのこと。これから予定されている展示、デモンストレーションでは、どんな姿を見せてくれるのか楽しみですね。

公式サイト:Attracting Tomorrow

 
 

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