茨城は栗の生産が日本一!
収穫の秋はおいしいものがたくさん!その中でも楽しみなのが栗ではないでしょうか。
栗ご飯はもちろん、モンブランや栗蒸しようかんなどのスイーツもおいしい栗。
旬の味覚を目一杯楽しみたいですね。
栗は茨城県の内陸部で育つ
秋においしい栗の一大産地として有名なのが茨城。中でも内陸部に位置する地域は昔から栗の栽培が盛んで有名なところなんだそうです。
栗が出始める季節、栗そのものはもちろん、加工品も多く出回るようになりますし、栗拾いもできるそうです。
味わうだけでなく、秋のレジャーにももってこいなんですね。
そんな栗は一体いつ頃楽しめるのかというと、9月の上旬から10月の下旬に差し掛かる頃までがその目安です。
そんなに長い期間どうして栗を楽しめるのかというと、それは品種ごとに旬を迎える時期が少しずつずれているからなんです。
最も早く9月に旬を迎えるのが「丹沢」です。次いで「神峰」「大峰」と続いていき、10月終わりまで楽しめるのが「石鎚」です。
品種ごとに味わいや食感にも違いがあり、ほこほことした食感のものやしっとりとした食感のもの、特に甘味の強いものなどもありますので、品種によって調理法を分けるというのもよりおいしくいただくコツになってきます。
意外な事実、栗はビタミンCが多い
栗はナッツの種類の1つと言えます。そのため、ビタミンEや鉄を豊富に含んでいます。
そして面白いことに穀類の特徴であるでんぷん質の多さもあります。
更には果物の特徴と言えるビタミンC・カリウム・食物繊維の豊富さという特徴も持っているのです。
ナッツと穀物と果物の3つの特徴を併せ持つのが栗なんですね。
それにしても栗にビタミンCが多いというのはとても意外な感じがしませんか?ちょっとイメージと違います。
しかも栗のビタミンCはでんぷん質に包まれていますので比較的熱に強いという性質を持っているんだそうです。
これなら加熱して食べる栗でもしっかりビタミンCをとれそうですよね。