暑さでほてった体を煎茶でクールダウン
煎茶といえば熱くして飲むものというイメージがありますが、実は煎茶のアイスティーはとってもおいしい!
渋みはキリッと爽やかな感じがしますし、青々とした香りも清々しく感じられます。
そんな冷たい煎茶で暑くなった体をクールダウンさせましょう。
緑茶は体を冷やしてくれる
東洋医学の考え方では、食べ物や飲み物は「涼」のものと「熱」のものとがあると考えられています。
そして緑茶は「涼」に分類されているのです。
煎茶は日本の緑茶ですから、煎茶は体を冷やしてくれるのですね。
とはいっても、煎茶を飲んだからといって冷え性になるというようなことではないようです。
この東洋医学の考え方では、「涼」や「熱」というのを必ずしも実際の温度と連動させてはいません。たとえば「イライラ」や「便秘」などは「熱」が悪さをしている状態の症状と考えられているのですが、必ずしも実際に体温が上がるというわけではありません。
不必要な熱を取り除いて快適な状態にしてくれる。
それが「涼」に分類されるものの特徴のようです。
おいしく作ろう!冷たい煎茶
そんな煎茶ですが、夏はキリッと冷たく冷やして飲みたいものです。
冷たい煎茶をおいしくいれるためには、ちょっとしたコツがあります。
いれ方としては2通り。水出しとお湯だしとがあります。
水出しは1リットルの水に茶葉10グラムを入れて4~5時間程度置いておくだけと簡単です。ちょうどいい味わいになったら茶葉は全て取り除きましょう。
すっきりとした味わいになるので、暑い日でも飲みやすいお茶に仕上がりますよ。
お湯だしの場合には、普通よりもお湯の分量を少なくして濃い目のお茶をいれます。そしてそれを氷をいれたグラスに注ぎます。
水出しよりもしっかりとした味わいのお茶がいれられるという特徴と、時間がかからないというメリットがあります。
手軽にいれてたくさん飲んで、暑い夏の水分補給をしっかりと行いましょう!