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のれんが汚れてれば繁盛店の理由…鎌倉時代から変化・発展を遂げてきた「暖簾」の歴史

のれんが汚れてれば繁盛店の理由…鎌倉時代から変化・発展を遂げてきた「暖簾」の歴史:2ページ目

のれんに関するトリビア

江戸時代、庶民の多くがファストフードのように楽しんで食べていたのが「寿司」でした。

そんなお寿司屋さんは、なんと「のれんが汚れている方が繁盛している」と言われたのだとか。

「え、のれんが汚いなんて、逆にお客さんが遠のいてしまうんじゃないの?」と思う方も多いかもしれません。しかし、おしぼりのなかった江戸時代、お客さんはまずガリで手を綺麗にし、水分をつけて寿司を手で食べていました。

また、醤油用の小皿もなかったため、お寿司にはハケで塗られた醤油がついていました。そのため、寿司を食べると醤油が手に少しついてしまうため、食後はのれんで手を軽く拭いて出ていきました。

「のれんが汚れている=繁盛しているお店」という理解だったのです。

いかがでしたか?この記事が、みなさんが少しでも日本文化や歴史の面白さに興味を持つきっかけになれば嬉しいです。

 

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