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自ら料理を作っておもてなし!「食」を重視した戦国一のグルメ武将・伊達政宗

自ら料理を作っておもてなし!「食」を重視した戦国一のグルメ武将・伊達政宗

味噌とお節

政宗がそのように食に目覚めたきっかけとなったのは、「兵糧」がきっかけでした。

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戦においては兵糧の確保が重要で、日持ちがよくおいしい兵糧が求められていました。

そこで注目されたのが「味噌」です。

政宗は、実は日本で最初に味噌の量産化に成功した人です。東北地方でよく作られていた赤味噌は日持ちがよく、朝鮮出兵の折も、他の武将が持参した味噌は真夏の暑い中で次々腐敗していきましたが、政宗の味噌だけは腐らなかったといわれています。

また、彼はお節にもこだわっていました。鯨の肉などの珍味を含め、約60種類以上の食材を使っていたといわれています。陰陽五行説に基づいて白・黒・黄・緑・赤と配色にもこだわっていたとか。

伊達政宗って、こんなに「食」を重要視していたんですね。

料理に精通し、何でもおいしく食べる、そんなふうに「食」を大切にする男というのはカッコいいものです。

「戦国一のグルメ武将」の称号にふさわしいですね。

 

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