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斬り殺しても罪じゃない!江戸時代の武士に与えられた特権「切捨御免」の知られざるルール

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切捨て後も大変だった

条件を満たし切捨てを行ったとしても、その後も大変なことが待っていました。まず役所(奉行所)に切捨ての事実を申し出なければいけません。

さらに、人一人切ったことは重い事実であるため、20日以上の自宅謹慎。

そして、切捨ての正当性を示す必要がありました。無礼な行為を働いたということ、そしてそれに対する正当性を立証するための証人も必要でした。

正当性が認められればおとがめなしで済みますが、もし「殺すほどでもないだろう」と正当性が認められなければ、最悪の場合家名断絶もありえました。

そのため、武士も簡単にはできない行為だったと考えられます。

いかがでしたか?時代劇などでよく聞くセリフが、意外にもそんなにシンプルなものではなかったのですね。この記事が、みなさんが少しでも歴史に興味を持つきっかけになれば嬉しいです!

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