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伊達政宗は徳川家康の作った城に住まわされ…:江戸時代の地理風水を駆使した都市設計【2】

伊達政宗は徳川家康の作った城に住まわされ…:江戸時代の地理風水を駆使した都市設計【2】:2ページ目

仙台城は別名青葉城ともいいます

青葉山は山城ですから、天守は必要が無い、もしくは幕府に遠慮して造らなかったと言われていますが、実は政宗は天守を建てる気満々だったようで、天守台の痕跡が城址敷地内にあるようです。詳しいことはわかっていません。

仙台城の特徴はなんといっても『懸造-かけづくり』でしょう。京都の清水寺にある崖にせり出した建造物と同等のものがあったのです。

懸造は、山形の米沢城にも、さらには岩出山城にもあったという記録が残っています。伊達氏にとってこの「懸造」は天守に匹敵するほどの重要な建造物であったと思われます。

懸造から見た400年後の城下・想像図

  仙台城跡から東側を望む

イラストは、仙台城下町百景(画:土橋征史氏)

参照:星の街仙台  *当研究内容は、限りなく史実に基づき推理を重ねたオリジナルの創作になりますので、画像や文章の無断使用、他所での発表をご遠慮願います。

 

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