なんだこりゃ?読めんわ(笑)日本で最初に行われた運動会の競技名がどれも完全に四字熟語www:2ページ目
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・燕子学飛(つばめのとびならい)
・老狸打礫(ふるだぬきのつぶてうち)
・蜻蛉飜風(とんぼのかざがえり)
・野鶴出籠(かごのにげづる)
・乳猿避猟(こもちざるのかけぬけ)
など、パソコンで変換するのに戸惑ってしまうような四字熟語ばかりがズラリ!
いったいこれらは、何をする競技なのでしょう!?文字を見ただけでは、想像もつきませんよね?
でも競技の内容は
・燕子学飛→300ヤード走
・老狸打礫→ボールの遠投
・蜻蛉飜風→棒高跳び
・野鶴出籠→競歩
・乳猿避猟→おんぶ競争
と、現代でもなじみのある競技ばかりです。
ただ、中には「須浦汲潮(すうらのしおくみ)」という頭の上に水を入れた桶を乗せて50ヤードを走る競争など、奇妙なものもあったようです。
どうして運動会の競技がこんな名称に?
日本初の運動顔で競技の名前がこうなった理由は、運動会のプログラムがまず英文で作られ、それから日本語に訳されたからでした。
当時の日本には「アスレチック・スポーツ」を翻訳した「運動会」だけでなく、欧米で行われていた競技種目に該当する日本語も存在しなかったのです。
そのためこれらの競技名は、英語の専門家3人+国文学と漢文の教官3人で協議をし、日本語の、それも直訳ではない優雅な四字熟語で考案されたのでした。
ちなみに、この運動会の最後を飾った競技は「中原逐鹿(もろこしのしかおい)」。響きはほかの競技と並んで優雅ですが、これは当時イギリスの祭りなどでよく行われていた、子豚を捕まえる「豚追い競争」だったのだそうですよ!
日本初の運動会は、身体だけでなく頭も相当使って考え抜かれたものだったようです。
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