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連続発生した南海トラフ!過去に起きた地震の傾向と今後の被害はどうなるのか?

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昭和東南海地震の被害

1944(昭和19)年12月7日午後1時、震度6弱相当(マグニチュード7.9)の昭和東南海地震が発生しました。

この地震は、歴史上繰り返し発生してきた駿河トラフ(静岡県付近)と南海トラフ沿い(四国周辺)を震源としたもので、三重県から静岡県までの広範囲で震度6弱を記録。津波は伊豆半島から紀伊半島を襲いまいた。

修学・勤務時間帯であったこともあり、学校や職場を中心に死者1,233人の被害が出ています。

その37日後、1945年1月13日午前3時に内陸直下型の「三河地震(震度7)」が発生し、合計死者数は2,306人にまで達しました。

これだけの被害をもたらした地震ですが、当時の日本は第二次世界大戦の最中ということもあり、日本政府は厳しい報道規制を実施。

地震に関する資料や被害を隠し、国民に知らされたのは生活支援物資に関するものだけでした。

 

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