手洗いをしっかりしよう!Japaaan

健康オタク・徳川家康にまつわる食文化を見て・味わうイベント「武士のめし」展【後編】

健康オタク・徳川家康にまつわる食文化を見て・味わうイベント「武士のめし」展【後編】:2ページ目

「武士めし」を味わえる!

▪︎「武士のめし」公式HP

「徳川家康公と食」にまつわる伝承に登場する食べ物を使った、料理やお菓子を提供する飲食店・菓子店は40店舗以上!家康が愛した食を楽しむことができます。

▪︎「武士のめし」提供店舗紹介 youtube

▪︎「武士のめし」静岡県中部地域局 instagram

また、こちらの「『武士のめし』家康と食にまつわる物語」の資料には、家康が自ら育てたと伝わる「実割り梅」、非常に好物だった「岡の茄子」家康が名付けた「藤八柿」、長寿健康効果があると聞いていから食事のときには必ず食べるようになった「山椒」……家康にゆかりの食材が描かれています。

▪︎「武士のめし」家康と食にまつわる物語PDF

贅を凝らしたものではなく、素朴で栄養価があるものばかり。家康没後から400年以上経ても今でも食べられている食材ばかりなので驚きます。

食材が美味しくなる「食欲の秋」。各店舗が趣向を凝らした、家康にちなんだ「武士のめし」を味わいに静岡に足を運んでみてはいかがでしょう。

【追記】真夏のある日。戦いに敗れた家康は、木の下で空腹を抱えつつ休んでいました。そこへ、村人が谷川の水で冷やした「そうめん」を差し入れたところ、「実にうまいうまい」と平らげたそう。以来その近辺の谷を「そうめん谷」(浜松市西区庄和町)と呼ぶようになったそうです。

真夏の暑い日に、疲れて喉も渇きお腹も空いているときに、よく冷えたそうめんはさぞかし美味しかったろう……と、家康が少し身近に感じられるようなエピソードですよね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

RELATED 関連する記事