新橋~横浜間を50分で走破!明治維新後に誕生した日本最初の鉄道。その名も「陸蒸気」【その2】:2ページ目
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日本最初の機関車と当時の駅に会いに行こう
大宮の鉄道博物館
1871(明治4)年に、イギリスから輸入された150形式蒸気機関車(1号機関車)は、大宮の鉄道博物館で見ることができます。
この機関車は、新橋・横浜間の客車牽引に活躍した後、明治末に九州の島原鉄道に譲渡されました。しかし、貴重な鉄道資料ということで、昭和になってから国鉄に返還され、鉄道車両としては初の国の重要文化財に指定されました。
150形式蒸気機関車は、創業期の客車(下等客車)を連結して、他の貴重な車両たちとともに静かな余生を送っています。
機関車のすぐ傍に復元された、新橋停車場のプラットホームにも注目!黎明期の新橋停車場にタイムスリップしたように、当時の雰囲気を色濃く伝えてくれます。
汐留の旧新橋停車場の駅舎と鉄道歴史展示室
また、汐留には旧新橋停車場の駅舎が復元されています。内部は、無料の鉄道歴史展示室で、鉄道の発展とその歴史を知ることができるので、鉄道博物館とセットで訪ねてみるのもよいでしょう。
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