
こんなに密接だったとは!神話時代からあった日本人とトンボの深すぎる関係:2ページ目
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戦国時代になるとトンボのある動きが好まれ人気に!
戦国時代になるとトンボの前にしか進まない勇猛果敢な動きから「不退転」の精神を現すとして、「勝ち虫」エピソードと相まってトンボは一大ブームを巻き起こします。
その影響を強く受けたのが、武田信玄の家臣・板垣信方(いたがき-のぶかた)でした。信方は兜の前立てや手甲、着物に至るまで全てトンボの装飾をしたと知られています。
また、兜の前立てだけですが、前田利家もトンボを起用しています。
名を残す武将ほど、このように験担ぎで運を呼び寄せるくらいトンボは戦国武将に人気でした。
最後に
今ではあまり見かけなくなったトンボがここまで日本人と密接な関わりがあるとは知りませんでした。
古代は神武天皇から戦国武将まで親しまれてきたトンボ。今度見かける時は色々な視点でトンボを見られそうですね。
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