著名人も訪れる埼玉県 奥秩父の最強パワースポット「三峯神社」を紹介:2ページ目
石畳の龍、おいぬ様･･･パワースポットがいっぱい
参道を歩くと最初にくぐることになる随身門は見事なもので、元禄四年に建立されました。扁額の上に鶴か白鷺のような凛々しい鳥が羽を広げます。お寺の山門があるのは神仏習合の名残です。
御眷属の狼（山犬）信仰も盛んなので、狛犬はすべて狼です。三つ鳥居、随身門の手前、拝殿に続く石段脇･･･、各所に素材やお顔が違う多様な「おいぬ様」がお出迎えしてくれます。
拝殿の左右には２つの巨大なご神木があり、触れることができます。参拝者が同じところを触るため、そこだけ凹み手の油で艶々になっていました。気のせいかほんのり温かさも感じます。いにしえの力を分け与えてくれるかのようです。
また拝殿に向かって左側には、2012年に突如現れたといわれる赤い目の「龍神様」の石が。うっすらと陰影がみとめられますので、水をかけるとより一層くっきりと浮かび上がります。
本宮向かって左脇道を行くと、おいぬ様が祀られている「お仮屋」があります。おいぬ様は深い山中にいらっしゃるため、祭事を行うために仮の宮が必要とのこと。母親と子供の狼たちの石像があり、お社は小さいながらも崇高な気配を漂わせています。
また道中には縁結びの木もあります。その根元に伊弉諾尊と伊弉册尊の絵柄の奉納絵馬があり、縁結びを祈願する言葉であふれかえっています。
